統合レジリエンスプラットフォーム「One Concern(ワン・コンサーン)」、
「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020」のAI部門において先進技術賞を受賞

最先端の災害科学とAIや機械学習を融合して「あらゆる災害による被害を最小化すること」をミッションとするOne Concern(米国カリフォルニア州、最高経営責任者:アマッド・ワニ)の日本法人であるOne Concern株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:秋元比斗志)は、特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoTクラウドコンソーシアム(以下「ASPIC」)が主催する「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2020」のAI部門において「先進技術賞」を受賞しました。

One Concernは2015年に設立された米国・シリコンバレー発の防災スタートアップです。One Concernの統合レジリエンスプラットフォームは最先端の災害科学とAIや機械学習を融合させたテクノロジーによって、災害リスクを動的かつ包括的に把握し、自治体や企業の意思決定を支援します。

プラットフォームの特徴
1)統合レジリエンスプラットフォーム
ひとつのプラットフォームで様々な災害の被害予測をサポート。現時点では、地震と洪水の被害予測を提供。現在、災害時の被害を建物だけでなく、ライフラインネットワークへの影響も含めて定量化する機能の開発が進んでいる。それにより、より幅広いユースケースでの価値提供が可能となる。

2)災害科学とAI/機械学習の融合
従来の物理モデルに加えてパラメーター調整をするためにAI/機械学習を取り入れることで、より高精度なモデルを開発。災害発生前もしくは災害発生直後に被害予測サービスを提供することにより、自治体や企業における災害対応の初動を早め、防災・減災に貢献。また、災害発生前に地域環境の脆弱性を明らかにすることで、被害の軽減とその復旧を早めることに貢献する。

3)ネットワーク分析に対応
災害時のリスクを建物だけでなく、電力、水道、道路等のライフラインネットワークも含めた都市全体のモデルに対して、ひとつの被害がどのように他のところの被害につながっていくのかを定量的に分析し、企業や自治体の災害対策計画の策定や意思決定を支援する。

近年、地震のリスクに加えて、気候変動に伴い頻発する台風や豪雨などの異常気象の常態化により、従来の経験則が通用しなくなっています。災害リスクの定量化が求められる中、One Concernは今後も米国および日本国内で製品開発を進め、「地球規模の災害レジリエンスの構築」というビジョンの実現を目指してまいります。

ASPIC IoT・AI・クラウドアワードについて
日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスを表彰し、クラウド事業者及びユーザ企業の事業拡大を支援、クラウドサービスが社会情報基盤として発展・確立することの一助になることを目的としています。

ASPIC Award Logo

One Concernについて
スタンフォード大学の学際的研究プロジェクトから生まれたOne Concern(ワン・コンサーン)は、「あらゆる災害による被害を最小化すること」をミッションとして掲げています。災害科学とAI/機械学習を融合することで、大規模災害などによる被害からのレジリエンス(対応力)を定量化し、自治体や企業が自然災害のリスクを評価、軽減、または移転する際の意思決定を支援するRaaS (Resilience-as-a-Service; サービスとしてのレジリエンス)ソリューションを提供しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください:https://www.oneconcern.com/jp

本リリースに関するお問い合わせ
pr.jp@oneconcern.com